エンゼルスのアルバート・プホルスが、また新たな金字塔を打ち立てた。5月9日のタイガース戦で今季6号、通算639本目の本塁打を放ち、通算2000打点に到達したのだ。1920年に打点が公式記録となって以来、ハンク・アーロン(2297打点)、アレックス・ロドリゲス(2086打点)に次ぐ史上3人目の偉業となった。
「大切なのは最終的にチームが勝つこと。(打点は)1人では達成できない。サポートしてくれた家族、スタッフに感謝したい」
2001年、カージナルスでデビューしたプホルスは、打率3割2分9厘、37本塁打、130打点と全部門でハイレベルな成績を残し、新人王を獲得した。以降、10年連続100打点をマーク。昨年5月には、史上32人目の通算3000本安打を達成した。同年に新人王を獲得し、毎年のように球宴で競演したイチローが、「仲間ではないけど同志に近い」と表現するほど、ファンだけでなく、他の選手からも尊敬される存在となった。
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photograph by Yukihito Taguchi