自国開催の2019年W杯開幕まで、あと300日を切った。
ジェイミー・ジョセフ率いるラグビー日本代表はこの11月、W杯前年の強化の締めくくりとしてイングランド遠征を敢行。
そのシリーズで誰よりも走り回り、献身的に身体を張り続け、圧巻のプレーを披露したのが、我らが頼れる主将であった。
好調の要因は、1年前に彼自身が発した言葉にある――。
ジェイミー・ジョセフ率いるラグビー日本代表はこの11月、W杯前年の強化の締めくくりとしてイングランド遠征を敢行。
そのシリーズで誰よりも走り回り、献身的に身体を張り続け、圧巻のプレーを披露したのが、我らが頼れる主将であった。
好調の要因は、1年前に彼自身が発した言葉にある――。
あれはマイケル・ジョーダンの形をした神だ――。1980年代、バスケットボールのNBAで驚異的なパフォーマンスをみせたマイケル・ジョーダンに、ライバルのラリー・バードが捧げた賛辞である。
そんな言葉を思い出したのは、目の前で躍動する、21世紀のマイケルのパフォーマンスがあまりにも素晴らしかったからだ。ここにいるのも、実は、マイケル・リーチの姿を借りた神なのではないか……そんな思いが頭をよぎった。
11月17日。英国ロンドン郊外にあるラグビーの聖地トゥイッケナムには、8万1151人の観衆が詰めかけていた。その中で目を見張るプレーを披露したのが、ラグビー日本代表のキャプテン、リーチマイケルだった。
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photograph by Tomoki Momozono