【電子トレカの売買サービス】
本場アメリカでは100年もの歴史ある趣味として知られるスポーツトレーディングカードのコレクション。この古典的な世界にデジタル化を導入する動きがある。それも単に収集する楽しみ以上の“仕組み”を備えて――。
本場アメリカでは100年もの歴史ある趣味として知られるスポーツトレーディングカードのコレクション。この古典的な世界にデジタル化を導入する動きがある。それも単に収集する楽しみ以上の“仕組み”を備えて――。
熱心な好事家を引きつけるトレーディングカードのなかでも、最も人気がある分野がスポーツを題材にしたものだ。今年4月、アメリカのオークションでMLBのレジェンド、ミッキー・マントルの激レアカードが約3億円で落札されるなど、投機的な側面に注目が集まるが、多くのコレクターの動機は純粋だ。好きなスポーツのカードが増えていくのが嬉しいのである。
そんなトレカの世界にデジタル化の波が押し寄せている。その急先鋒がネット上でスポーツの電子トレカを売買する「whooop!」だ。本格的にサービスを開始した10月時点のラインナップは、宇都宮ブリッツェン(サイクルロードレース)、名古屋OJA(eスポーツ)など7種目12チーム。さらに次シーズンからは、湘南ベルマーレなど10以上のJリーグクラブ、千葉ジェッツなどの10前後のBリーグチーム、プロ野球チームも顔ぶれに加わるという。
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photograph by Satoshi Ashibe