【スポーツベッティングサイトの運営】
サッカーやテニスなど欧州のメジャースポーツの現場では、ブックメーカーの広告がいたるところに掲示されている。現状、日本でスポーツベットは合法化されていないが、業界の可能性は気になるところ。韓国のケースから探る。
サッカーやテニスなど欧州のメジャースポーツの現場では、ブックメーカーの広告がいたるところに掲示されている。現状、日本でスポーツベットは合法化されていないが、業界の可能性は気になるところ。韓国のケースから探る。
「スポーツ賭博」という日本語には後ろ暗いイメージがついてまわるが、合法化されている国では健全な娯楽として認知されている。さらに言えば、JRAの年間売上げが約2.7兆円なのに対し、スポーツベッティングの市場規模は全世界で年間十数兆円にのぼるとの試算もある巨大産業だ。賭けの対象にされる側も寛容で、サッカーのマンUの公式サイトにはチームスポンサーのブックメーカーへのリンクが貼られている。良好な関係を築いている様子が窺える。
「スポーツベッティングは今後さらなる成長が期待できる有望なビジネスです。とりわけ格闘技はベッティング向きのスポーツだと考えています。ボクシングは世界中で親しまれている格闘技ですが、アジアには立ち技格闘技のファンも多い。日本のK-1は広く知られているし、タイにはムエタイという歴史ある国技がある。ミャンマーにも拳にバンデージを巻いて戦うラウェイという過激な戦いがあります。世界的にはマイナーでも、良質なコンテンツがアジアには眠っている。そして今はインターネットで世界がつながっている時代です。試合がスマートフォンやパソコンで見られて、しかもベッティングできたら……全世界の人々が夢中になるに違いありません」
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photograph by Satoshi Ashibe