「日本と欧州の価値観は違うわけだから日本人を教えるという観点に立てば、もう欧州ばかりに目を向ける時代ではないんじゃないか」
これは名古屋グランパスを率いる風間八宏監督がサッカー解説者時代に、日本人指揮官の可能性について語った言葉である。
昨季、リーグ初優勝を飾った川崎フロンターレの攻撃サッカーは風間がしっかりと土台をつくり、バトンを受けた鬼木達監督が整備したもの。「MADE IN JAPAN」で築いたまさに独自のスタイルである。
これで日本人指揮官のJ1制覇は6年連続となった。'12年、'13年の森保一を皮切りに、長谷川健太、森保(3度目)、石井正忠、鬼木といずれも40代で優勝を成し遂げた。若い実力派監督が次々に登場してきている。
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photograph by KYODO