#927

記事を
ブックマークする

世代交代が進むスパーズが“不死鳥”でいられる理由。~主力が抜けた時に、新星が台頭するサイクル~

 5月頭、パティ・ミルズ(サンアントニオ・スパーズ)は、チームメイトのトニー・パーカーにどうしても伝えたいことがあった。パーカーは35歳のスパーズ先発ポイントガード、28歳のミルズも同じポイントガードで、この5年余り、控えを務めてきた。

 実はパーカーは、前の日の試合中に左足大腿四頭筋腱を断裂し、この翌日に、再建手術を受けることになっていた。プレイオフの戦いの途中で無念の離脱を強いられたパーカーに、ミルズはチームのことは任せてほしいと伝え、そう言えるまでに成長できたのはパーカーのおかげなのだと感謝した。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Getty Images

0

0

0

前記事 次記事