冬季競技の2016-'17年シーズンのワールドカップは全競技で全日程が終了、今季は、スキージャンプの高梨沙羅、スピードスケートの小平奈緒が総合王者となった。高梨は今季出場17戦で9勝、通算で4度目。小平は500mの種目別で出場した8戦は全勝、通算2度目の総合王者となった。
高梨は中盤戦で勝てない試合が目立ち、世界選手権も銅メダルに終わって「山あり谷ありのシーズンだった」と言っていたが、総合2位の伊藤有希が5勝だったのだから、9勝というのはずば抜けた成績だ。勝てなかった8試合も2位が5回、3位が1回、表彰台を逃したのは2試合だけだった。
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photograph by AFLO