●ウェアラブルセンサの開発
身体に装着可能な機器を用いて様々な数値を計測。試合や練習だけでなく日常の生活リズムや体調の変化からアスリートの能力向上をめざしてデータの分析までを行う。普段から恒常的に身に着けるため、小さな機器が好まれる。
身体に装着可能な機器を用いて様々な数値を計測。試合や練習だけでなく日常の生活リズムや体調の変化からアスリートの能力向上をめざしてデータの分析までを行う。普段から恒常的に身に着けるため、小さな機器が好まれる。
デジタル化が進んだ現代では、われわれの行動や嗜好は逐一データ化され、収集され、分析されている。すべてが見透かされるビッグデータの世界にようこそ。
スポーツの世界でもアスリートのデータ化が盛んだ。Jリーグでも'15年シーズンから、選手が試合中に時速24km以上のトップスピードで走ったスプリント回数、トータルの走行距離、ボール支配率といった各種データの公開を始めた。現在のトラッキングシステムはカメラで撮影した映像をコンピュータで解析するという大がかりな装置だが、日立製作所が開発している分析システムは選手がリストバンド型の小さな機器を手首に巻くだけ。ずいぶんお手軽だが、この手のウェアラブルデバイスはすでに世の中に出回っている。何が違うんですか?
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photograph by photographs by Satoshi Ashibe