●スポーツファーマシスト
ドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めたスポーツ愛好家に対し薬の正しい使い方の指導や薬に関する健康教育などの普及・啓発を行う薬剤師。スポーツの現場におけるドーピングの防止を主な活動とする。
ドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、競技者を含めたスポーツ愛好家に対し薬の正しい使い方の指導や薬に関する健康教育などの普及・啓発を行う薬剤師。スポーツの現場におけるドーピングの防止を主な活動とする。
光あるところには闇もある。パフォーマンス向上を目的に故意に禁止薬物を摂取するドーピングはスポーツのダークサイドだ。国家規模でドーピングを推進していたとささやかれるロシア陸上界のような暗闇がある一方、禁止薬物だと知らずに摂取してしまう“うっかりドーピング”も毎年起きている。
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)が'14年度に実施したドーピング検査は6366件。そのうち違反事例は7件あったが、違反者は例外なく競技成績の失効、資格停止といった処分を受けている。中にはドーピングの知識を持たない医師が処方した薬品に禁止物質が含まれていたというケースもあるかもしれないが、過失であっても違反は違反だ。処分を受けるのは医師ではなく、アスリートなのである。
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photograph by Satoshi Ashibe