どうすれば世界で活躍するカメラマンになれるのか? ドイツへ渡った若者が『Number』の表紙を飾るまで。
試合の熱を最も近くで感じることのできる職業はスポーツカメラマンだろう。サッカーであればライン際に構え、ボールが直撃するのは日常茶飯事だ。その臨場感を1枚の写真に凝縮させるのが仕事である。
ドイツ在住の千葉格はそんなスポーツグラフィックの世界でチャンスを掴み、すでに『Number』の表紙を6度も飾った若手カメラマンのひとりだ。
「狙っていなければいい絵は撮れない。いかに予測して準備するかが醍醐味です」
千葉の撮影した写真はたびたび小誌の表紙や誌面を飾っている。
そう語る千葉がメディア業界に飛び込んだきっかけは、早大4年時に『ワールドサッカーキング』編集部でアルバイトを始めたことだった。社長に認められ、卒業時に正式採用された。だが千葉は期待を裏切ってしまう。
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photograph by photographs by Shinya Kizaki