女子ゴルフの日本ツアーでは勝みなみ、永井花奈といった10代のアマチュア選手が活躍しているが、米女子ツアーでは今、18歳の韓国系ニュージーランド人が、世界のトップを争っている。韓国で生まれ、6歳でニュージーランドに移住したリディア・コである。
2012年8月、アマチュアのまま米ツアー史上最年少の15歳でCNカナディアン女子オープンに優勝、2013年10月、16歳でプロに転向した。実質的なプロ1年目となった昨年、3勝を挙げて賞金ランキングでも3位。賞金額は208万9033ドルだった。昨年の平均的なレート、105円で換算すると約2億2000万円である。17歳で年間200万ドル以上を稼いだプロスポーツ選手というのは、あらゆるスポーツを通じて、男子選手を含めてもほとんどいないはずだ。ニュージーランドの高校を卒業して、今春から韓国の私立大学のオンライン講座で勉強しているという。
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