「想定通りのレースです。もう、悪いところはない。今日は満点!」
11月3日に行なわれた全日本大学駅伝を制した駒大の大八木監督はえびす顔。それはそうだろう。ライバルと目された2位の東洋大に3分以上の大差をつけたのだから。
これで駒大は箱根駅伝の前哨戦となる出雲、全日本を終えて2冠。早大以来3年ぶりとなる3冠達成も現実味を帯びてきた。
今年の駒大の強さは「四枚看板」の存在。全日本でも1区中村匠吾、3区油布郁人、4区村山謙太、8区窪田忍がライバルを圧する走りを見せた。前半に村山までの3人の力でリードを奪い、アンカーの窪田がとどめを刺すというレースパターンを確立した。
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photograph by Asami Enomoto