11月10日、両国国技館で「ダブル世界タイトルマッチ」が開催される。帝拳ジムの主力2人が登場し、WBCバンタム級王者・山中慎介は8位のアルベルト・ゲバラ(メキシコ)相手に5度目の防衛戦。ホルヘ・リナレスは、世界3階級制覇を懸けてWBAライト級王者リカルド・アブリル(キューバ)に挑戦する。
山中とリナレス、そして前座に出場するローマン・ゴンサレスに粟生隆寛と、目の肥えたファンを意識した人選だが、ここではリナレスに注目したい。
ベネズエラ出身で、ボクサーだった父の指導を受けて6歳からリングに上がると、「ゴールデンボーイ」と期待された。そして帝拳ジムと契約して来日し、見事にKOデビューしたのは17歳のとき。辰吉丈一郎の前座6回戦だった。
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photograph by BOXING BEAT