オリンピックには計り知れない力がある――。アスリートとして、取材者として8度も五輪に携わってきた松岡さんが、熱い思いを語ってくれた。
この夢のイベントを成功させるために今、私たちがすべきこととは。
この夢のイベントを成功させるために今、私たちがすべきこととは。
「TOKYO」と呼ばれてから数分間、僕は何も覚えていないんです。号泣していたよ、と周りの人たちに言われましたが、記憶にない(笑)。“どうしてこんなに嬉しいんだろう”。あれから数日、そんなことを考えていました。
一般的に、日本人は今、チャレンジするとか、リスクを冒すということに関して、臆病になっていると言われています。1964年、東京五輪が開催された高度成長時代の日本は、もっとチャレンジ精神を持っていたんじゃないでしょうか。それが“メイドインジャパン”という自信に繋がっていった。その時の気持ちを取り戻そう、という熱い思いが、今回の招致団のプレゼンから感じられました。
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photograph by AFLO