バルセロナで行なわれた女子国別対抗戦フェドカップで日本はスペインに0-4と完敗、来季のワールドグループ(WG)2部降格が決まった。スペイン代表は世界ランク23位のカルラ・スアレスナバロら粒ぞろいで、用意されたコートは日本選手が苦手なレッドクレー(赤土)。村上武資監督は「一番タフなサーフェスであり、厳しい戦いは予想していた」と選手をかばった。
スペインはWG優勝5回の強豪であり、確かに地力の差はあった。ただ、気になるのは、アジア/オセアニアゾーンを別にすれば、日本は'04年のブルガリア戦以来、敵地で勝っていないことだ。WGと同2部ではアウェー戦7連敗となった。
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photograph by Hiroshi Sato/Mannys Photography