#802

記事を
ブックマークする

一流にまた一歩近づいた、 伊藤竜馬の努力と素顔。 ~錦織圭の1歳年上の“新星”~

2012/04/24
3月の京都チャレンジャーを制した伊藤。添田豪らと共に、1歳年下の錦織の背中を追う。

 3月19日付けの世界ランキングで伊藤竜馬は94位となり、100位の壁を初めて破った。京都チャレンジャーで初優勝し、一気に11人を抜き去ったのだ。2桁のランキングは海外では一流選手の証。18歳でツアー初優勝した錦織圭のような一大飛躍はなかったが、着実に力をつけ、'06年12月のプロ転向から約5年かけて、この地位に到達した。

 名前の「竜馬」は、坂本龍馬にあやかろうと両親が名付けた。ただ、平成のテニスプレーヤーは「たつま」と読ませる。本人もTVアニメで見た龍馬に憧れ、その主人公のように「いつも明るく、人には優しく、なおかつ強い」テニス選手になりたいという。

特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Hiromasa Mano

0

0

0

前記事 次記事