今年、創立40周年を迎える全日本。毎春の恒例シリーズ、「チャンピオン・カーニバル」(C・C)が、例年以上に面白くなりそうだ。
団体のシンボルである3冠ベルトは、ノアの実力者、秋山準に握られたまま。3月20日の両国国技館大会では、大看板の武藤敬司が、18分21秒、必殺技スターネスダストで斬って落とされた。
3度目の防衛を果たした秋山は、試合後、アウェーのリングでマイクを握り、こう吼えた。「次はチャンピオン・カーニバルだろう。優勝者が来い!」。居並ぶC・C出場予定メンバーを前にした、事実上の次期挑戦者指名である。これには全日本のスタッフは切歯扼腕。観客席は大いにどよめいた。
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photograph by NIKKAN SPORTS