#799

記事を
ブックマークする

王者“エディ・サントリー”、 日本選手権との2冠なるか。 ~日本ラグビーの頂点へ~

2012/03/11
サントリーが4季ぶりの栄冠。「リーグ1位での優勝」はチーム初。

 後半20分まで、ワンチャンスで同点となる7点差で進んでいた試合は、最後の20分間で動いた。

 豪州代表で110キャップを持つサントリーのFLジョージ・スミスが左に右に連続トライ。パナソニックが南アフリカ代表CTBジャック・フーリーのトライで反撃すれば、サントリーは日本代表CTBニコラス・ライアンのPGとトライ、ゴールで倍返し。最後はパナソニックが42分42秒まで攻め続けて執念のトライを返したが、むしろその時間帯、反則せずタックルに密集に体を張り続けたサントリーに鬼気迫るものを感じた。

 47対28。得点も得点差も、プレーオフ決勝の最多記録を塗り替える圧巻の勝利。だがそれは、試合直前に中心選手を2人もケガで欠く緊急事態で掴んだものだった。

会員になると続きをお読みいただけます。
オリジナル動画も見放題、
会員サービスの詳細はこちら
特製トートバッグ付き!

「雑誌プラン」にご加入いただくと、全員にNumber特製トートバッグをプレゼント。
※送付はお申し込み翌月の中旬を予定しています

photograph by Hiroki Takami(T&t)

0

0

0

前記事 次記事