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「ソフトバンク24人指名には事情があった」“ドラフト史上最多指名”ウラ側…9位で米大学の佐藤幻瑛、育成15人「全体数を増やしたい」スカウト部長の真意 

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田尻耕太郎

田尻耕太郎Kotaro Tajiri

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photograph byYuki Suenaga

posted2026/10/26 06:01

「ソフトバンク24人指名には事情があった」“ドラフト史上最多指名”ウラ側…9位で米大学の佐藤幻瑛、育成15人「全体数を増やしたい」スカウト部長の真意<Number Web> photograph by Yuki Suenaga

なぜソフトバンクはドラフト史上最多の24人を指名したのか。現地記者がひもとく

なぜ24人指名? 「全体数を増やしたい」

 ドラフトでは支配下9名を指名し、うち6名が大学生投手という異例ともいえる指名をした。9位指名の最速159キロのペンシルベニア州立大の佐藤幻瑛は来年開催のMLBドラフトの結果を待つ形になることが濃厚だが、昨季の佐々木麟太郎(スタンフォード大学→マーリンズ)に続く思いきった指名にドラフト会場も大いに沸いた。また、ソフトバンクの十八番ともいえる育成ドラフトは、今年も周りのテーブルが空席だらけになっても指名を続けてなんと15位まで選手の名前が読み上げられた。

 支配下の9名とあわせて24名のドラフト指名は史上最多だった。また、そのうち16名が投手という特色の現れる異例だらけの大量指名ドラフトだった。

 これについて、チーム編成に携わる永井智浩編成育成本部長兼スカウト部長はドラフト会場での取材で「現状の数から少し全体数を増やしたいと思っている」と狙いを明かしたと報じられている。

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 2026年レギュラシーズン終了時点での選手保有数は118名(支配下70名、育成48名)。ソフトバンクは球界で唯一の四軍制を導入している。ただ、昨季行っていた「四軍戦」は今季廃止となり、試合を行うのは一~三軍まで、四軍は練習に特化した組織として今季は運用された。

育成充実に“選手”が必要だった

 ただ、今季は特に投手陣に怪我人が多発したこともあり、118名の選手を抱えていても試合運用が困難となり、三軍戦の一部をやむなくイニング短縮するなどして対応してきた。また、四軍特化練習に投手を回す余裕がなかったのもチームは反省点だったとしている。来季も今季同様の組織運営を進める中で「選手にベストな育成プランを組めるような形で育成したい」とした中で、選手数をやや増加させようとの狙いがあったことがドラフト大量指名に繋がったのだという。

 ソフトバンクドラフト2位の系譜を受け継ぐ有馬伽久をはじめとした彼らが、チームの未来を担う存在へと成長できるか。その答えが出るのは、数年先になるかもしれない。

 ただ、過去のドラフト2位指名選手たちが示してきたように、指名順位は可能性の大きさを決めるものではあっても、プロでの成功を約束するものではない。道を切り拓けるか否かの運命は、彼らが自分自身で握っている。

 次の「当たり」は誰なのか。常勝軍団の次代を担う選手たちの物語は、もう始まっている。

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「奇妙なソフトバンクのドラフト」“24人指名”スカウト部長に直撃…じつは2位の選手が最重要説は本当か? 柳田悠岐も栗原陵矢も1位じゃなかった現実

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