- #1
- #2
酒の肴に野球の記録BACK NUMBER
直近5年のドラフト指名選手…パ各球団はどんな成績? 各記録を12球団ランキング化「阪神:本塁打と打点1位」「巨人1位はセーブ、ホールド、盗塁数と…」
text by

広尾晃Kou Hiroo
photograph byJIJI PRESS
posted2026/10/29 11:01
2023年ドラフト後、ソフトバンクから1位指名された前田悠伍(左)。右は大阪桐蔭高の西谷浩一監督
西武:滝澤に隅田…投打に育成成功
【埼玉西武ライオンズ 60人(28人)】
打者 32人(16人)
1086安打:2位 62本塁打:5位 358打点:4位
69盗塁:8位 打率.238:7位 OPS.611:8位
選手育成に定評のある西武だが、今年の2位躍進は、ここ5年で獲得した選手の活躍によるところが大きい。身長164cmと現役選手で最も背が低い滝澤夏央(21年育成2位/内野手:関根学園高 244安2本54点38盗 率.244 OPS.578)は、しぶとい打撃と俊敏な守備で名手、源田壮亮から遊撃手のポジションを奪いつつある。オールスターにも出場した。渡部聖弥(24年2位/外野手:大阪商業大 233安24本91点5盗 率.257 OPS.684)は、ドラフト時は、広陵高のチームメイトだった宗山塁(楽天)の陰に隠れていたが、1年目から規定打席に到達。今季は三塁にコンバートされた。強打の捕手・小島大河(25年1位/捕手:明治大 91安9本40点0盗 率.267 OPS.686)は、古賀悠斗(21年3位/捕手:中央大236安17本84点4盗 率.229 OPS.620)から正捕手の座を奪った。
投手28人(12人)
99勝:2位 110敗:4位 22セーブ:4位
119ホールド:4位 1464奪三振:1位 防御率3.29:6位
ADVERTISEMENT
ここ5年での12球団最多勝投手である左腕・隅田知一郎(21年1位:西日本工業大 39勝48敗0S0H652三振 率2.85)は今や西武のエースだ。1年目いきなり10勝の武内夏暉(23年1位:国学院大25勝19敗0S0H261三振 率3.17)は2年目こそ4勝と落ち込んだが3年目は11勝を挙げた。佐藤隼輔(21年2位:筑波大 10勝10敗1S51H137三振 率3.64)は中継ぎ投手として安定感ある投球を続けている。
日本ハム:じつは勝利数、防御率12球団1位
【北海道日本ハムファイターズ 46人(19人)】
打者 23人(10人)
979安打:5位、67本塁打:3位 362打点:3位
91盗塁:4位 打率.230:9位 OPS.619:7位
俊敏な野手が好きな新庄剛志監督の意向を受けて、水野達稀(21年3位/内野手:JR四国 302安25本140点32盗 率.249 OPS.691)、上川畑大悟(21年9位/内野手:NTT東日本 225安3本60点16盗 率.241 OPS.604)、奈良間大己(22年5位/内野手:立正大 145安8本49点14盗 率.228 OPS.592)と、好守の野手が育っているが、競争は激しくレギュラー定着には至っていない。
投手25人(10人)
103勝:1位 72敗:3位 61セーブ:3位
74ホールド:7位 1420奪三振:2位 防御率2.68:1位
103勝は12球団の中で最多勝。2021年入団組から先発、救援の柱になる投手が育っている。新庄監督は前年ドラフト8位で入った北山亘基(21年8位:京都産業大 36勝19敗9S17H485三振 率2.45)をいきなり開幕投手に抜擢。以後、クローザーも経験したのち先発投手として活躍。ドラ1達孝太(21年1位:天理高 14勝10敗2S5H224三振 率2.47)は、先発投手として成長。柳川大晟(21年育成3位:九州国際大附属高 7勝5敗49S13H121三振 率1.89)は長身から繰り出す速球でクローザーとして活躍している。

