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八村塁の新天地クリッパーズってどんなチーム?「低迷を救った元大企業CEO」「天才数学者ばりの頭脳派HC」給料は下がるも、“NBA第3章”にそろう好条件
posted2026/07/23 06:21
レイカーズではファンからも愛された八村塁。新天地クリッパーズでは、どんな存在になれるだろうか
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Kenneth Richmond/Getty Images
金額も下がり、契約期間も短い
八村塁が今年夏、NBA3チーム目として選んだのは、ロサンゼルスのもうひとつのチーム、クリッパーズだった。
リーグ情報に通じた複数の記者が伝えた情報によると、八村はロサンゼルスに残ることを優先し、レイカーズと再契約できないとわかった直後にクリッパーズと契約の交渉を始めたのだという。クリッパーズ以外にもサンアントニオ・スパーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ミネソタ・ティンバーウルブス、ブルックリン・ネッツといったチームが八村に興味を示していたというが、八村はクリッパーズを選んだ。
条件は2年2800万ドルの契約で、2年目はチーム側のオプション。これまでの契約より金額が少し下がり期間も短いが、これは八村に対する評価が落ちたわけではない。このオフのNBAはサラリーキャップに空きがあるチームが少なかったことに加え、多くのチームが契約金の額や長さにおいて慎重になる傾向が強まっており、八村の契約もその表れだった。
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2年目がチームのオプションであることに驚く関係者もいたが、それでも現在28歳の八村にとっては29歳、または30歳と、選手として全盛期のうちにもう一度FAになるわけで、選手としての価値を見せることができるとの自信があれば、短期間の契約も決して悪いことではない。
別のNBAチームのスカウトの一人は、八村の契約について、こう感想を述べた
「(選手側としては)コート上でより大きな役割を得る機会があると考えての契約のように思える。それに引っ越しもしなくてすむのだから、チームにとっても選手にとってもウィンウィンの状況だ」
それでは、クリッパーズはいったいどんなチームなのだろうか。チームを理解するために鍵となる人物が2人いる。

