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「私、あんまりガットに詳しくなくて…」自称”へにょへにょテニス”プレイヤー・伊藤あおいが語るラケットへの“たった一つのこだわり”とは?

posted2026/10/19 17:05

 
「私、あんまりガットに詳しくなくて…」自称”へにょへにょテニス”プレイヤー・伊藤あおいが語るラケットへの“たった一つのこだわり”とは?<Number Web> photograph by Rei Itaya

ラケットケースには伊藤あおいが描いたイラストのキーホルダーがぶらさがる

text by

朴鐘泰

朴鐘泰Park Jong Tae

PROFILE

photograph by

Rei Itaya

 発売中のNumber1153号に掲載の[闘う女の相棒]伊藤あおい「お気に入りは瀕死のラケット」より内容を一部抜粋してお届けします。

技巧派・伊藤あおいのこだわりは…

 パワー&スピード全盛の時代に、自らのスタイルを「へにょへにょテニス」と称し、コートの上で「柔よく剛を制す」を実践する稀少な技巧派である。伊藤あおいは昨年7月、当時の世界ランク9位を撃破。キャリア最大の金星獲得を支えたラケットのガット(フレームに張られる糸)もまた独特だ。プロでは珍しく、縦糸がポリエステル(硬くて伸びにくい)で、横糸はナイロン(柔らかくてボールが飛びやすい)のハイブリッドを好むという。さぞや独自のこだわりがあるのだろうと思いきや……。

「私、あんまりガットに詳しくなくて。家で父がガットを張ってくれるんですけど、全部父に任せています。なんでこのガットの組み合わせか? 色です。縦の柄が黄色と黒、横が白で、ちょっとかわいらしいじゃないですか?」

 現在伊藤が愛用するラケットはダンロップ社のCX400ツアー、メーカー価格は3万8500円(税込)。公式サイトには、「コントロールに優れたパワフルなアスリートモデル」と説明がある。まさにコントロール重視のプレースタイルにぴったりな、数多ある中で伊藤が理想とするラケットなのだろうと勝手に想像していたが……。

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「今までそんなにいろんな種類のラケット、使ったことないんですよ。テニスを始めた頃、地元のクラブがダンロップさんと提携してて、最初は姉のお下がりのラケットを使ってました。小学校高学年くらいに自分のラケットを親に買ってもらえるようになって、それがCXシリーズだったんです。その後新作が出たら試してって感じで、それが今も続いてます。ジュニア時代からダンロップさんにラケットをご提供いただいて、家計的にも助かるばかりで本当に感謝しているんですけど、ひとつだけ、『こうできないかな?』と思ってることがあって」

「私の名前、あおいじゃないですか」という予想外

 やっとこだわりらしいこだわりが聞けると思いきや、予想外の展開が待っていた。

【続きを読む】サブスク「NumberPREMIER」【テニス】「劣化する過程で手に馴染んで…」伊藤あおいのお気に入りは“瀕死のラケット”という不思議《戦う女の相棒論③》で、こちらの記事の全文をお読みいただけます。

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