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[言葉のコンビネーション]サッシャ&中野信治「冷静と情熱のあいだ」
posted2026/10/13 09:00
所狭しとモニターが並ぶフジテレビの実況ブース。ここから臨場感ある声を届ける
text by

雨宮圭吾Keigo Amemiya
photograph by
Shunsuke Mizukami
《サッシャ バディの流儀》
中野さんがしゃべりやすい場を作っていくことが、観ている人のニーズにも応えることになる。
《中野信治 バディの流儀》
ここは僕、ここはサッシャさんというのが分かっている。自然にできている感じが視聴者にも伝わるはず。
《まだまだ伝えたいことがたくさんあったので、道半ばでの区切りは正直とても残念です》
昨年12月、最終戦のアブダビGPが終わった翌日、サッシャは自らのSNSにそう記した。約10年続けてきたDAZNでのF1実況は、この一戦を最後に終わることが決まっていた。その文面には名残惜しさがありありとにじんでいた。
しばらくしてサッシャの下にテレビ局のスタッフから連絡が入った。銀色の球体が輝くお台場の建物に赴くと、そこで驚きのオファーを受けた。すでに2026年からの日本国内における独占放送・配信権獲得を発表していたフジテレビ。その動画配信サービス『FOD』で再びF1の実況をしてほしいという内容だった。
フジテレビにはベテランの解説陣とともにCSでの中継を長年担ってきた自前のアナウンサーがいる。にもかかわらず、自分に白羽の矢が立ったのだ。
「さすがに驚きました。どんな形でもいいからF1に関わっていきたい気持ちはありましたけど、放送局が替わるというのは簡単なことじゃないと思っていましたから」
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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