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得点王なのに…日本代表FW上田綺世“じつはオランダで浴びた批判”「強豪から点を取れない」「ウエダはおとなしい」それでも恩師と名門に愛されたワケ
posted2026/09/27 17:02
日本代表FW上田綺世はオランダで得点王となったが、じつは批判を受けたこともあった
text by

クラース・ヤン・ドロッパートKlaas Jan-Droppert
photograph by
Kiichi Matsumoto
得点王なのに…じつは批判があった
2025-26シーズン、フェイエノールトに所属した上田綺世にとって最大のハイライトは、12月6日にホームで行われた第15節のズウォレ戦だ。ヘディングで先制点を奪うと、その後10分と経たないうちに右足で加点。さらにボックス内でファウルを受けてクエンティン・ティンバーのPKによる3点目を導き、前半終盤には再び頭で決めてハットトリックを達成。後半にみたびヘディングでネットを揺らし、まさしく独壇場の大活躍だった。
ただし、批判もあった。
その最たるものは、上田は強豪を相手にゴールを奪えない、という指摘だ。
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確かに昨季のエールディビジの得点王は、アヤックスとPSVとの4試合で無得点。フェネルバフチェとのチャンピオンズリーグ・プレーオフの2試合でも沈黙を強いられ、チームも敗退、その後に回ったヨーロッパリーグではグループフェーズの6試合に出場し、セルティック戦で1ゴールを記録しただけだ。北中米W杯でも同じことが言え、チュニジア戦で2得点を奪ったものの、オランダ、スウェーデン、ブラジルとの試合では不発に終わっている。
恩師ファンペルシが知る「数字以外の貢献」
また昨シーズンのフェイエノールトでは、12月なかばからふた月ほどゴールから見放された時期があった。終盤戦でゴール感覚を取り戻し、トータル25ゴールでリーグ得点王となったが、他国のビッグクラブの興味を引くまではいかなかった。
エールディビジの過去のトップスコアラーは、その後にステップアップした新天地で苦しむことが多く──アフォンソ・アウベス(ミドルスブラなど)、クラース=ヤン・フンテラール(レアル・マドリー、シャルケなど)、マテヤ・ケジュマン(チェルシー、アトレティコ・マドリーなど)ら──その称号の持ち主に惹かれるトップクラブは少ない。
ただし、昨シーズンのフェイエノールトを指揮したロビン・ファンペルシ監督は、上田のことを手放しで称えてきた。

