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「シングルで怪我してなかったらな、と…」紀平梨花24歳が明かした“葛藤の正体”…アイスダンス・西山真瑚とカップル結成で「幸せです」と語るまで
posted2026/09/09 11:02
木下グループ杯にて、リズムダンスの演技を行う紀平梨花と西山真瑚
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
Asami Enomoto
9月6日、フィギュアスケートの国際大会「木下グループ杯」のアイスダンス・フリーダンスが行われた。前日のリズムダンスで8位だった紀平梨花・西山真瑚組は95.49点、合計では156.86点となり8位で大会を終えた。
演技を終えてひととき、2人の表情には穏やかな笑顔があった。言葉も弾んだ。
「やったー、やっとできたってめっちゃ感動しました」(紀平)
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「自分たちが練習してきたことをしっかり本番で出しきれたのもうれしかったので、感慨深い気持ちになってました」(西山)
笑顔の紀平は「幸せです」
2人がカップルを結成したことを発表したのは昨年9月のこと。それから約1年、2シーズン目を迎えての木下グループ杯は、2人での初めての国際大会だった。
「(昨シーズンは)フリーダンスでミスが多かったので『最初から最後までしっかり集中しよう』と2人で話し合ってきました」
と西山は言う。課題をもって臨み、クリアする演技であったから2人は笑顔だった。
しかも今大会の成績にはさまざまな要素が絡んでいた。今シーズンのNHK杯のアイスダンスは、出場が確定している吉田唄菜・森田真沙也のほか、開催国として2つの出場枠がある。その選考を兼ねていたからだ。そして吉田・森田、櫛田育良・島田高志郎に続く日本勢3番手となり、出場する可能性が高まった。
また、目標の一つとしていた四大陸選手権出場に必要な技術点の基準もクリアしたことも大きな収穫だ。
2人そろって穏やかな笑顔で応答が続く中、紀平は「幸せです」と口にする。そこには、ここまでの道のりも込められていた。


