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三浦璃来「喧嘩をしても、その日のうちに謝る」木原龍一と決めた“ルール”秘話…第一印象は「怖かった」9歳差りくりゅうが語った“信頼関係の秘訣”
posted2026/09/05 06:00
2021年のNHK杯、笑顔で演技を行う木原龍一と三浦璃来
text by

松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph by
KYODO
フィギュアスケート・ペアにおいて歴史を塗り替える数々の活躍のあと、今春引退、そして婚約を発表した三浦璃来と木原龍一。その歩みを振り返る中で、今も心に残る言葉がある。
「合わせるんじゃなくて合うんだよね」
2021年11月、NHK杯を終えたあと三浦が語った。当時も印象的だった言葉は、その後の歩みによって新たな感慨を抱かせる。
木原の第一印象は「怖かった」
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三浦と木原は、2019年6月にわずか15分ほどだったが試しに一緒に滑り、トライアウトを経てペアを結成するに至った。
三浦は、当時の木原への印象を、しばしば「怖かった」と振り返っている。木原の真面目さから来る真剣な表情、そして「アップのときに黒いマスクをしていて」(三浦)、それが合わさって「怖い」と感じさせたのだ。
一方の木原は、何よりも氷上での滑りが強く心に残った。
「感覚が今までのペアと別次元でした」
踏み出しの一歩目から滑りが合い、トップスピードに入れるスケーティング、そしてツイストリフトをしてみたときの感触は忘れがたかった。
「自分がやりたいことが実現できるんじゃないか。雷が落ちたというか合うんじゃないか。最後のチャンスなんじゃないかと思いました」
それまでに2人と組んでいた木原は、そのときパートナー不在。自身の可能性も信じ切れず、引退も考慮していた時期だ。「最後のチャンス」という言葉には、その中で知り合った、三浦との出会いの大きさが込められていた。

