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格闘技PRESSBACK NUMBER
「メキッと乾いた音が鳴り、一瞬で腕を折った」若き青木真也は“壊し屋”だった…カメラマンが戦慄した残酷な結末「見てはいけないものを見たような…」
posted2026/09/09 12:00
2004年7月、DEEPのウェルター級トーナメントに出場した青木真也(当時21歳)。修斗、PRIDE、DREAMと舞台を変えながら一本勝ちを重ねていった
text by

長尾迪Susumu Nagao
photograph by
Susumu Nagao
9月10日の『超RIZIN.5』で朝倉未来と対戦する青木真也。華やかな時代も冬の時代もMMAの前線に立ち続け、ベビーフェイスもヒールも経験した43歳が、キャリアの集大成を迎えようとしている。「躊躇なく折る」壊し屋の残酷さと、拭いがたい人間味と――20年以上にわたる格闘家人生の初期から青木を撮り続けてきたフォトグラファーの長尾迪氏が、その複雑な魅力に迫った。(全2回の1回目)※文中敬称略
「朝倉未来vs.青木真也」が持つ重み
2026年9月10日、19年ぶりに京セラドーム大阪に格闘技が帰ってくる。
今年4月、『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』の開催が発表された。7月からチケットを販売し、翌月には外野席を追加販売している。平日にもかかわらず、当日は満員御礼が予想されている。
同地で最後に格闘技のイベントが行われたのは、2007年大晦日の『K-1 Dynamite!!』だった。2003年の大晦日は民放3局が格闘技を放映するバブル状態であったが、この年を境に日本の格闘技界は徐々に衰退。2007年を最後にドームなどの大箱での興行はなくなり、コンパクトな会場を使用するようになった。
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メインイベントは、ラジャブアリ・シェイドゥラエフとAJ・マッキーによるRIZIN&PFLフェザー級タイトルマッチ。そしてセミファイナルが、朝倉未来vs.青木真也。この4人だけでなく、当日は平本蓮をはじめとする豪華メンバーが出場する。なかでも私が個人的に最も注目しているのが、朝倉と青木の試合である。
朝倉については、ここで細かく説明する必要もないだろう。それほどの知名度を誇るファイターだからだ。では、対戦相手の青木はどうか。近年はONE Championshipを主戦場にしていたこともあり、若いファンやライト層にとっては朝倉ほど身近な存在ではないのではないか、という印象もある。
青木真也とはいかなる人物なのか。それを今あらためて、少し掘り下げてみたい。


