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メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
「偏差値71の名門校→マイナーリーグへ」あれから2年、桐朋高・森井翔太郎のいま「昨日までの仲間が今日はいない」「あの時の自分の選択は…」
posted2026/09/05 17:02
投手と打者の二刀流として挑戦の日々を送る森井
text by

山田結軌Yuki Yamada
photograph by
Yuki Yamada
2024年のドラフト上位指名候補でありながら、日本プロ野球(NPB)を経ずに米球界に挑戦した森井翔太郎選手。アスレチックス傘下の1Aで過ごす現在地とはどのようなものなのか。今夏の甲子園を騒がせた横浜高校の最速157km右腕・織田翔希投手の進路にも注目が集まるなか、異例の道筋でメジャーを目指す森井の挑戦をMLB担当の山田結軌記者が取材した。〈全2回の前編/後編を読む〉
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カリフォルニア州中部の農業地帯、ストックトン。ロサンゼルスから北に約560km、サンフランシスコから東に約130kmに位置する人口約32万5000人の都市で、19歳の若き才能は挑戦の日々を過ごしている。
森井翔太郎。東京・桐朋高から昨年春、日本プロ野球には進まずに渡米。アスレチックスとマイナー契約して2年目の今季は、傘下1Aストックトンで二塁手兼投手の「二刀流」でプレーする。
防御率15点台…数字では測れない成長
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8月13日のダイヤモンドバックス傘下1Aビサリア・ローハイド戦で先発した翌日、森井は登板を淡々と振り返った。
「ストレートでしっかり空振りが取れたことは、一つよかったことです」
8月31日時点で、1Aでは野手としてに63試合に出場し、打率.227、4本塁打、24打点、5盗塁、OPS.694。投手では10試合すべてに先発し、0勝4敗、防御率15.26、15回1/3で19奪三振を記録している。
数字だけをみれば、プロの壁に苦しんでいる、と映るかもしれない。ただ、球団は才能を評価し、慎重に時間をかけながら育成する方針だ。
「けっこう打たれているんですけど、球数の部分では順調にきています」

