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「今だから言えますけど」炭谷銀仁朗が語る栗山巧との21年…FA権行使の相談に「お前、ほんとにそれでええんか?」「常に相談したい人は栗山さんでした」
posted2026/08/30 11:03
ライオンズ一筋のレジェンド・栗山巧がついにユニフォームを脱ぐ日が来た
text by

市川忍Shinobu Ichikawa
photograph by
SANKEI SHIMBUN
埼玉西武ライオンズの栗山巧外野手が8月30日、引退試合を行う。その素顔と野球人生を周囲の証言から紐解く連載の最終回は、盟友とも言える炭谷銀仁朗捕手が登場する。〈全2回の前編/後編を読む〉
◆◆◆
8月30日、ライオンズ一筋、25シーズンに渡る現役生活に終止符を打つ栗山巧外野手。周辺取材を続けるなかで、最後に話を聞いたのは多くの時間をチームメートとして過ごし、公私ともに仲が良い炭谷銀仁朗である。
炭谷は2019年、フリーエージェント権を行使し読売ジャイアンツに移籍し、その後、東北楽天を経て2024年、ライオンズへ6シーズンぶりに戻ってきた。
湯舟につかりながら「オウ!おまえが炭谷か」
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出会ったころの思い出をこう振り返る。
「最初に会ったのは僕が入寮した日です。今でもはっきりと覚えているんですけど、僕が風呂場に行ったら、栗山さんが湯舟につかっていました。当時、栗山さんは金髪やったんですけど『炭谷です』と挨拶をしたら『オウ! おまえが炭谷か』って言われてめちゃめちゃ怖かった(笑)。それが第一印象です」
炭谷は栗山より4歳年下。2006年、ドラフト1位で京都の平安高校から入団した。兵庫・育英高校出身の栗山とは担当スカウトが同じ人物だった。
「スカウトさんから栗山さんのことは聞いていました。とにかく『栗山についていけば間違いないから』とスカウトさんが言っていたことを覚えています」

