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小笠原慎之介「復帰の左腕が救世主となるか。進化の鍵は“架空の筒”にあり」
posted2026/08/30 09:00
text by

石田雄太Yuta Ishida
photograph by
SANKEI SHIMBUN
日本へ戻ることを決断した小笠原慎之介は巨人と契約。7月19日に古巣の中日を相手に先発して6回を無失点に抑え、復帰後の初勝利を挙げた。
「このコースに、この球種を投げたらバッターはどういう反応をするんだろう、どういうファウルを打つんだろうという野球は、久しぶりな感じがしました」
小笠原は中日で2021年から4年連続での規定投球回数をクリアし、昨年、ポスティングシステムでナショナルズへ移籍する。1年目はメジャーで23試合に投げて1勝を挙げたものの、今年は開幕からマイナーでの登板が続いていた。
「母国じゃないところで仕事をするのはいろんなストレスがありました。そこにうまく順応できなかったのかもしれません。アメリカではデータ通りに投げて、それで抑えればいい、結果だけ出せば評価されるという野球でした。でも、それは野球ゲームと同じです。それが日本に戻ったら、バッターの反応を見ながらかけ引きをする、過程が大事な野球と久しぶりに向き合えた感じがしました」
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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