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甲子園の風BACK NUMBER
エース骨折の不運も被災地の熊本代表に大歓声が…「球場が味方をしてくれる」“甲子園の魔物”に頼らず起こした“ミラクル有明の追い風”とは
text by

間淳Jun Aida
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/08/24 11:02
左て負傷によって登板ができなくなった工修哉だが、有明と熊本のために奮戦した
3回に三塁ゴロでチャンスを逸した西山が語る。
「打球が野手の正面に飛び、盗塁のスタートを切っていた永田がアウトになってしまい、1、2回戦と違って流れが良くないなと感じました。それでも、守備で粘れていましたし、どこかで試合をひっくり返せる自信がありました。負ける気はしなかったです」
ミラクルではない、確かな実力
プラスアルファの力に後押しされている安心感もある。永田は「自分たちの実力だけではなく、アルプス席や熊本県民の皆さんの応援、球場全体の声援に後押しされていると感じます。いろんな方に支えられて、勝つことができています」と話す。西山も「自分たちの力だけではない、見えない力もあると感じています。ここまで勝ち上がれているのは、それぞれの力が半分ずつです」と笑う。
自分たちでは計り知れない力が働くことはあるだろう。だが、地力がなければ追い風に乗ることはできない。甲子園で3つの白星を積み重ねてたどり着いたベスト8。その結果は、決してミラクルではなかった――。〈つづきは下の【関連記事】へ〉
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