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「MVP争いでオオタニを抜き去った」大谷翔平でもジャッジでもなく“MVP最有力候補”に…カブスの怪物は何者か?「もしオオタニが投手復帰したら…」
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水次祥子Shoko Mizutsugi
photograph byGetty Images
posted2026/08/19 17:01
「不動のMVP」大谷翔平にライバル出現…シカゴの怪物とは?
「今季のショウヘイ・オオタニは、攻撃面では昨季レベルほどの数字にはなっていないが、投手としては昨季以上の数字をマークしている。9月に投手としても復帰すれば、オオタニはやはり最有力だ。だがPCAがこのままのレベルで活躍を続ければ、非常に面白い議論になる」
優れた85イニングvs最高の中堅手
ローゼンタール記者はそう語った。
投票の行方はどうなるのか。元オールスター中堅手で解説者のクリス・ヤング氏はMLBネットワークの番組でこう予想している。
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「もしオオタニが残りのシーズンのほとんどを投げないとすれば、投手としての稼働は約85イニングだが、それを非常に優れた内容でやってのけた。優れた85イニングVSメジャー最高の中堅手による150試合以上の素晴らしい守備、どちらがより価値が高いか。投票権を持つ記者は、最終的にその判断になるだろう」
米スポーツジャーナリズム界の大御所でUSAトゥデー紙記者のボブ・ナイチンゲール氏は8月9日付の記事でこう書いた。
「ナ・リーグMVPが誰になるかは、オオタニがレギュラーシーズン中に投手として復帰できるか否かで決まるかもしれない。彼がマウンドに戻れば、5度目のMVPが確実になるだろう。だがもしシーズンはもうDHだけの出場に限定され、PCAが現在の調子を維持すれば、PCAがカブスでは2016年のクリス・ブライアント以来のMVPに輝くだろう」
終盤までもつれる展開に
もう1人の大御所記者で解説者のティム・カークジャン氏が、8月5日のESPNの番組で語った見解はこうだった。
「MVPというものは、その選手がシーズン最後の2カ月くらい、終盤の大事な時期に何をし、チームをどの位置まで引き上げたか、そこを重視して選ぶべきもの。シーズン最後が何よりも重要だ」
今年のレギュラーシーズン最終戦は9月27日。大谷擁するドジャースは敵地サンフランシスコでのジャイアンツ戦で、PCA擁するカブスは敵地ボストンのレッドソックス戦で幕を閉じる。そのとき、2人の評価が今のまま拮抗していたら、投票権を持つ記者は大いに悩むことになるだろう。ちなみに別の米大手スポーツブック「BetMGM」の8月16日時点のオッズは、大谷が「-115」で最有力、PCAは「-105」で2番手。ブックメーカーでも予想は割れている。

