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なぜ「たったひとりの野球部員」は140キロを目指した? 普段は“ネットに投げ込み”でも…兄との特訓で「球速16キロアップ」迎えた最後の夏の結末
posted2026/08/18 11:02
青森の小さな町にある野辺地高校野球部の「たったひとりの部員」である松舘侑希。高校トップクラスの140キロを目指したワケは?
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
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野辺地高校野球部提供
全校生徒約80人、人口約1万人の小さな港町に立つ青森県立野辺地高校。そこには、たったひとりの野球部員である3年生の松舘侑希がいた。
松舘は小学1年生の頃に野球を始め、中学時代は硬式のクラブチームに所属していた。ただ、中学時代はチームメイトとの仲が良すぎるあまり、野球そのものよりもチームメイトに会えることが楽しくなってしまったという。結果として練習に身が入らず、試合での出場機会も少なくなってしまった。
それもあって、高校では野球を続けないつもりだった。高校選びでも野球のことは特に考えず、「地元の高校だから」という理由で野辺地高校を選んだ。
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実際に入学してみると、当時いた野球部員は3年生がひとりだけ。当然、部員数の多い高校のように実戦形式の全体練習などすることは難しい。一方で、その状況は松舘から見れば、かえって自分のための練習に多くの時間を割くことができるように感じられた。自分のペースで練習ができる環境を目の当たりにしたことで、松舘に野球への情熱が戻ってきた
兄との特訓で…驚異のスピードアップが
2年生になると、3年生が卒業し「たったひとりの野球部員」となった。と同時に、強豪・青森山田高校出身の兄・拓斗さんとともに自宅でトレーニングを開始した。
すると、わずか2週間で球速が119キロから127キロへと急上昇。夏には135キロを計測するまでになった。
「球速が上がって成長が目に見えたことで、『もっと上を目指したい』と思うようになりました」
そんな松舘の噂はメディアにも届き、新聞には《140キロに迫る》という見出しが躍った。「『140キロに迫る』と言われちゃったので(笑)、そこはやるしかないと思って……もっと練習しました」
ところが、そうして迎えた2年生の夏大会直前、松舘をまさかの悲劇が襲うことになる。果たしてそれは一体何だったのか。また、その1年後に挑んだ「最後の夏」の結末はどうだったのか。その詳細は、本編で詳しく描かれている。
この文章の本編は、以下のリンクからお読みいただけます。
