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バレーボールPRESSBACK NUMBER
「俺はもう一回藤井のトス打つで」清水邦広が心残りだった故・藤井直伸との約束…引退試合で実現「美弥さんのトス、深津よりも打ちやすかった(笑)」
posted2026/08/12 11:01
8月8日に引退試合を行なった清水邦広。自ら運営に参加し、参加者一人一人に直接連絡を取ったという
text by

米虫紀子Noriko Yonemushi
photograph by
OSAKA BLUTEON
清水邦広の引退試合が行われるパナソニックアリーナに到着すると、プレス席に分厚い冊子が置かれていた。この日の予定表を兼ねた「運営計画書」で、表紙には7つの日付が記されており、最後は「2026/08/06稿」。引退試合だけでなくトークショーやファンとの触れ合いなど盛りだくさんだったイベントの計画書は、内容を練りに練って、少なくとも6度は改訂されたようだった。
引退試合は周囲がお膳立てするものというイメージがあるが、清水は違った。
「このイベントをやるということで、2カ月半ぐらい前から、企画から全部僕も入って動いてきました。ゲストメンバーの皆さんには1人1人直接連絡して、グループLINEを作って。最後に一緒にバレーボールをしたいなというメンバーに集まってもらいました。何度も(運営スタッフと)ミーティングを繰り返して、これはできません、これはトライしてみましょうという感じで、僕がやりたい内容をある程度カタチにすることができました」
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どうしても都合がつかない人もいたが、総勢37人が集まった。
柳田将洋「秒でリスケしました」
東京グレートベアーズの柳田将洋は当初、自身の背番号「8」にちなんで8月8日にファンミーティングを企画していたが、「清水さんがその日に引退試合をされるということで、秒でリスケしました。清水さんを最優先にということで」と笑った。
清水は超のつく人見知りだが、愛嬌のある人柄は先輩にも後輩にも愛された。何より、妥協なくバレーに取り組む姿勢や、幾度も大きな怪我や挫折を乗り越えて復活した不屈の精神には、誰もがリスペクトを捧げる。
2歳年上の米山裕太さんは、印象に残った思い出をこう回顧した。


