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「強い組織であり続けたい」強豪が相次ぐ敗退で波乱の甲子園…でも健大高崎はなぜ強い? 名将が語る“強い組織”の真意「有能な社長だけではダメ」
text by

田口元義Genki Taguchi
photograph byHideki Sugiyama
posted2026/08/08 17:00
3年連続となる夏の甲子園で初戦を突破した健大高崎の青柳博文監督。波乱が相次いだ大会で、安定した強さを見せる秘密はどこに?
夏の群馬大会。5試合で3割5分6厘という高いチーム打率よりも際立ったのが、11盗塁、12犠打、22四死球という健大高崎の強みを発揮して積み重ねた38得点だったわけである。
キャプテンの石田がかみしめる。
「自分たちは今までのようなタレントはいないですし、注目される選手もいないですけど、持ち味はしっかり出せているんで。堅実に1点を積み重ねていって、堅い守備で守り勝つっていう野球ができているからこそ、今日のような試合(八幡商戦)ができたんだと思っています」
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過去2年のチームは、センバツでこそ優勝、ベスト4と結果を残しながら、夏は2回戦、初戦で早々に敗退している。
「失敗してもいいや」今年のチームは…攻めの姿勢
スター軍団、盤石のチームと呼ばれるからこその落とし穴だと言わんばかりに、青柳が冗談めかしながら鋭く指摘する。
「『優勝候補』とか言われて勘違いしちゃったんでしょうね。『失敗しちゃったらもったいない』みたいな、受け身の野球になってしまった部分はあったと思います。でも、今年のチームにはそういうものがないんでね。『失敗してもいいや』っていう、攻めの姿勢で健大高崎らしい野球ができてますんで」
2026年の健大高崎。
派手さはないが、手堅い。相手からすれば、こういうチームこそ怖いものだ。
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