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大阪桐蔭でも、智弁学園でもなく…名門の姿なき甲子園で健大高崎はなぜ負けない?「やっぱり“機動破壊”なんです」受け継がれる「伝統の秘密」
posted2026/08/08 17:00
3年連続となる夏の甲子園で初戦を突破した健大高崎。その安定感の秘密はどこにあるのか?
text by

田口元義Genki Taguchi
photograph by
Sankei Shimbun
地方大会から名門の敗退が続いた今年の夏の甲子園。それでも大舞台でいつもと変わらぬ強さを見せる伝統校ももちろん多い。3年連続での出場となった群馬代表・健大高崎もそのひとつ。揺るがぬ強さのウラには、どんな秘密があるのだろうか。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》
夏の波乱。
大阪桐蔭を皮切りに智弁学園、中京大中京、専大松戸とセンバツ4強がすべて地方大会で敗れた。ほかの地域でも二刀流の菰田陽生を擁する山梨学院、春の近畿王者の報徳学園、東北大会を制した聖光学院と、甲子園出場が有力視されていた強豪たちが姿を消した。
高校野球の地殻変動。そんな情勢のなか安定した野球で3年連続での甲子園切符を手にしたのが、群馬の健大高崎である。
2012年のセンバツ…「機動破壊」の衝撃
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2012年、積極的な走塁で得点を奪う「機動破壊」を武器にセンバツでベスト4の衝撃を与えてから、疾風怒濤のごとく全国屈指の強豪へと駆け上がった。
近年の躍進はとりわけ目覚ましい。
24年に精神的支柱だったキャプテンの箱山遥人が率いるチームが、センバツで初優勝。翌年には前年の日本一を経験する石垣元気、佐藤龍月ら全国トップクラスのピッチャーを揃える「投手王国」を形成した。

