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仙台育英“初の女子部員”は「苦しいこともいっぱいあって」…でも甲子園で初戦快勝「最高の夜更かし」に見る“令和の組織力”「ストレスなくプレーを…」
posted2026/08/06 17:01
開幕戦となった甲子園初戦で札幌日大を破った仙台育英ナイン
text by

田口元義Genki Taguchi
photograph by
Sankei Shimbun
人生最高の夜更かし――。
昨夏の甲子園。午前中と夕方から試合が開始される「2部制」について報道陣から問われた仙台育英の須江航監督が発した、ナイターに対する粋な表現である。SNSを中心に瞬く間に拡散され、須江の「名言リスト」にラインアップされた。
2026年、甲子園の開幕戦。17時30分の試合開始となった札幌日大との「最高の夜更かし」で、チームを盛り立てたのが3年生だ。
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1-0の4回、4番バッターの田山纏がライトスタンドへ豪快な花火を打ち上げる。1点リードの7回からマウンドに上がったエースの梶井湊斗が、4四球とコントロールに苦しみながらも要所を抑え無失点。勝利をもたらした。
自身も1安打と結果を残したキャプテンの倉田葵生が、3年生が引き締めた開幕戦に安堵の笑みを浮かべた。
「1球、1球にこだわりを持ってできたかな、と。自分たちのペースでいい試合運びができたんじゃないかなと思います」
3年生部員が「ベンチ入りの半分以下」
今年の仙台育英は3年生のベンチ入りメンバーが20人のうち9人と半分にも満たず、この試合でスタメンに名を連ねたのは倉田と田山のみだった。
そんな若いチームを束ねる倉田は、下級生たちに対しこのように不安を取り除かせる。
「1、2年生のミスは3年生のミスだよ」
倉田が示す覚悟はこうだ。
「ストレスなくプレーしてもらうことを心掛けています。自分のプレーだけに向き合うというより、下級生、一人ひとりと向き合うことによってチームとしての一体感が生まれると思うので。そこはこだわっています」

