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プロレス写真記者の眼BACK NUMBER
「クラッシュ・ギャルズの時代と戦いたい」彩羽匠とSareeeが体現する“今の女子プロレス”…「嫌われてもいい」スパーク・ラッシュ“真逆の2人”の情熱
text by

原悦生Essei Hara
photograph byEssei Hara
posted2026/08/05 17:24
彩羽匠とSareeeの「スパーク・ラッシュ」。彼女たちが時代を超え、本当の意味でブレイクするのはいつになるだろうか
Sareeeは5月の半ばから首の負傷で欠場を強いられた。
「悔しかった。ここからスパーク・ラッシュもエンジンをかけていくって時に。今休むわけにいかない。手のしびれもあったので100%でリングに上がれないけれど、リングに上がりたいという衝動。でもタッグパートナーに本気で止められて」(Sareee)
「意識はあるのに、動きが悪い。休まないと無理。Sareeeさんの価値も落ちていく。選手生命もそうだし、引退した後の日常生活さえままならないかもしれない」(彩羽)
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「私、できるから」とSareeeは言ったが、彩羽が「ここで休まないとめちゃくちゃダサいですよって」と説得したという。
「天龍プロジェクトの時もそうでしたが、その前にミサイルキック打った時、起き上がりがなんとなく遅かった。タックルを受けても起き上がれない。あれ、おかしいなって。新人がチャンスに頑張りますというのとは違う」(彩羽)
「1カ月の欠場でしたけど自分では長く感じた。たった1カ月だろと笑われましたけれど、アメリカに行ったり、いろいろありました。振り回してましたね」(Sareee)
注目カードが続くスパーク・ラッシュ
最後に、「Sareeeってどんな人?」と彩羽に聞いてみた。
「プロレスはまっすぐで、わかりやすい。いい意味で遊びがない。行くってなったら行くし、抜かないし、頭を使ってなさそう。闘志だけで生きている。それが一番強かったりする。ただ、突っ込む。神風特攻隊かな」
では、Sareeeから見た彩羽はどうだろう。
「めちゃ、真逆。常に冷静に判断ができる人。自分は突っ込むだけ。自分の持ってないものを持っていて『いいなあ』と思うときもある。たまにキレる。そういう彩羽匠が好き。頼もしいし」
彩羽は「時々、操縦します。6人タッグで、2人でコーナーにいる時ありますよね。『今じゃない、今じゃないよ』って会話したり」と笑った。
8月8日のマーベラスの後楽園ホールでは、それぞれがシングルマッチでSareee は桃野美桜、彩羽は千華とぶつかる。スパーク・ラッシュとしても次々とカードが決まっている。
8月9日はマリーゴールドの大田区総合体育館で長期の欠場からの復帰戦となる岩谷麻優、ビクトリア弓月組と当たる。
そして8月24日、『Sareee-ISM』の新宿FACEでスターダムの安納サオリ、なつぽい組と戦う。
スパーク・ラッシュが本当にブレイクするのはいつになるのだろうか。
<暁千華・長与千種編に続く>


