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大谷翔平32歳…そろそろ“打者専念”すべき? 投手コンディショニング専門家が語る、“30代の二刀流”に必要な3つのケア「投手復帰後は球速に注目」 

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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posted2026/07/25 06:09

大谷翔平32歳…そろそろ“打者専念”すべき? 投手コンディショニング専門家が語る、“30代の二刀流”に必要な3つのケア「投手復帰後は球速に注目」<Number Web> photograph by Getty Images

左ひざの状態が懸念される大谷翔平(32歳)

 もっとも、たとえ表層の球速が保たれたとしても、小林氏によると、身体のバランスが崩れてしまっていたらそれはポジティブなこととは言えないのだという。

「球速が維持できていたとしても、上半身だけで投げている結果であれば、今度は肘への負担が増えてしまいます。その意味では、将来的に心配な状態になる可能性はいずれにしてもないとは言えないのです。ただ……近い将来に懸念があるのは大谷選手だけではありません。抱えているものの種類は違えど、野球選手で完全にどこも痛みがない状態でプレーしている選手はほとんどいません。故障のリスクと背中合わせでプレーしているからこそ、日々のケアが非常に重要になるんです」

 小林氏の話を聞けば聞くほど、選手の身体は“消耗品”だということが改めて伝わってくる。年齢、キャリアを重ねると体力が落ちるというだけではなく、身体自体がすり減っていく。大谷ももちろん例外ではなく、特に“二刀流の怪物”は出力、パフォーマンスのレベルが高いからこそ、リスクも莫大になる。

消耗を抑えるカギは睡眠

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 今後を読むのは難しいが、消耗をいかに抑えるかというマネジメントを続けていくしかないのだろう。その点に関しても、小林氏の言葉はストレートだった。

「大谷選手も30代に入ったこれからは、これまで以上にトリートメントの質を高めることと、休養、そして睡眠によってどれだけ身体を回復させられるかが大きな鍵になるのでしょう。長く現役を続ける選手は、普通に10時間くらい寝る人もいますしね」

 メジャーリーガーのみならず、アスリートにとっての睡眠の重要性はこれまでも盛んに語られて来た。大谷もかなり長い時間寝ることで有名。「以前、大谷選手本人が『睡眠にはかなりこだわっている』と話しているインタビューを見たことがありますので、その点はすでに意識して取り組んでいるのでしょう」という小林氏の言葉通り、徹底したケアがされているはずではある。

 とはいえ、年齢を重ねると睡眠事情にも変化が出てくることは考えられる。フレッシュな体を保つため、質の高い睡眠のキープは必須事項であり続けるに違いない。

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