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大谷翔平の異変「コルチゾン注射の回避は“良好なサイン”のはずだった…」専門家に聞く、左膝は深刻なのか? “無視できない二刀流の負担”

posted2026/07/25 06:08

 
大谷翔平の異変「コルチゾン注射の回避は“良好なサイン”のはずだった…」専門家に聞く、左膝は深刻なのか? “無視できない二刀流の負担”<Number Web> photograph by Getty Images

22日のフィリーズ戦で登板を回避した大谷翔平(32歳)

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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Getty Images

コルチゾン注射ではなく、潤滑剤を膝に注入した――いま、大谷翔平の左膝に何が起こっているのか。投手コンディショニングの専門家に意見を求めた。〈NumberWebレポート全2回の前編〉

 現地7月19日、ドジャースのデイブ・ロバーツ監督は22日のフィリーズ戦での先発を予定していた大谷翔平の登板を延期すると発表。予定されていた後半戦初登板が頓挫したことで、「背番号17」の今後を懸念する風潮が強くなった。

 開幕から投打の二刀流と活躍し、4年連続通算5度目のシーズンMVPも濃厚とされてきたスーパースターの現在地を知るべく、元ソフトバンク・ホークスの一軍トレーナーであり、ニューヨーク・メッツのセラピストとしても活動した小林睦宜(むつよし)氏に意見を求めた。千賀滉大や東克樹(横浜DeNAベイスターズ)をはじめとする投手のコンディショニング調整に熟知するトレーナーは、現状をどう見ているのだろうか。

コルチゾン注射を使う必要がない

 大谷は前半戦終盤から左膝の炎症を抱えており、オールスターブレイク中に膝の水を抜き、コルチゾン注射を受ける予定とされた。それがオールスターを辞退して後半戦を迎えると、ロバーツ監督は「水は抜いていない。潤滑剤を膝に注入した」と公表。小林氏によると、この方向転換は良好なサインに思えたという。

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「コルチゾンは炎症を強く抑えたい場合に使います。一方で今回は潤滑剤だったということは、おそらくMRIで膝の状態を確認したうえで、コルチゾンを使う必要がない程度の炎症だと判断された可能性があります。本当に状態が悪く、『とにかく炎症を抑えよう』『痛みが非常に強い』という状況であれば、潤滑剤ではなくコルチゾンを選択していたはずですから」

 これで先発としてのマウンド復帰に向かっていくかと思えば、残念ながらそうはならなかった。上記通り、一度は発表されたフィリーズ戦での後半戦最初の登板はキャンセルに。これはもちろん良いサインではない。小林氏も「潤滑剤を打って様子を見たものの、注入した後の経過が思ったほど良くなかったのかもしれません」と推測する。大谷は22日にブルペンでの投球練習を行ったが、依然として不安を感じているファン、関係者は多いはずである。

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#ロサンゼルス・ドジャース

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