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「さすがだなって」町田瑠唯も認めた26歳山本麻衣の適応力…女子バスケW杯のカギを握る司令塔がWNBA電撃移籍、その効果は?
posted2026/09/05 17:01
W杯直前に日本代表に合流したPG山本麻衣(26歳)
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
FIBA
田中こころが来年挑む予定のWNBAの世界に、今シーズン飛び込んだ選手がいる。山本麻衣だ。WNBAシーズン開幕後の7月にラスベガス・エーシズとの契約がまとまると、急きょ日本代表を抜けて渡米した。
当初は出場時間が少なかったが、その後、欠場者が多かった試合で貢献。持ち前の3ポイントショットやハッスルプレーでエーシズのヘッドコーチ、ベッキー・ハモンの信頼を勝ち取り、以来ローテーション入りするようになった。FIBAワールドカップのためにシーズンが中断するまで10試合に出場し、平均5.8得点、3ポイント成功率39.4%をあげている。
以前からWNBA入りを狙って活動してきた山本は、昨季もダラス・ウィングスのトレーニングキャンプに参加しているが、開幕前に契約解除となり目標叶わず。今年はトレーニングキャンプには参加しなかったが、4月に日本代表メンバーとしてラスベガス・エーシズやフェニックス・マーキュリーとプレシーズンゲームを戦った。特にエーシズ戦では3ポイントショットを7本成功させて24得点をあげており、これが7月の契約に繋がったことは想像に難くない。
山本を突き動かした“危機感”
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山本は高校の頃からアメリカでプレーしたいという思いを持っていたという。その後、ワールドカップやオリンピックなどで世界を相手に戦うことも増えたが、夏の大会期間中に海外の選手と対戦するだけでは、身体が大きく、強い選手相手に戦う感覚を忘れてしまう。その危機感もWNBAに挑み続けた理由のひとつだった。
実は今回の日本代表には、山本より前にWNBAで活動していた選手が2人いる。センターの渡嘉敷来夢と、ポイントガードの町田瑠唯だ。

