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八村を支えたウェストブルック。功績を物語る“無言の引退”。
posted2026/09/06 09:00
強烈なリーダーシップで八村から「センパイ」と慕われた
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Getty Images
ラッセル・ウェストブルックが、8月12日にSNSで現役引退を発表した。NBAで18シーズン戦い続け、シーズン平均トリプルダブルを達成した2016-'17にはMVPを受賞。通算トリプルダブルの回数ではリーグ史上最多(209回)の記録を持つ。オールスターに9回選ばれたほか、得点王に2度輝き、通算2万5000得点&1万アシストを達成したNBA史上2人目の選手となった。
彼のキャリアは、高校時代からのモットーでもある“ホワイノット?”(なぜやらない?)の精神に支えられてきた。NBA選手になるなんて無理だと言われても、プロになった後に活躍できないと言われても、オクラホマシティ・サンダーでチームメイトだったケビン・デュラントが去った後にチームが弱体化すると言われても、意に介さず“ホワイノット?”と突き進んだ。常に全力で、困難を前にしても失敗を恐れずに立ち向かっていくのが彼の真髄だった。決して完璧な選手ではなかったが、いつも誰よりもエナジーにあふれるプレーをしていた。
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