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八村塁の新天地クリッパーズってどんなチーム?「低迷を救った元大企業CEO」「天才数学者ばりの頭脳派HC」給料は下がるも、“NBA第3章”にそろう好条件
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byKenneth Richmond/Getty Images
posted2026/07/23 06:21
レイカーズではファンからも愛された八村塁。新天地クリッパーズでは、どんな存在になれるだろうか
ロサンゼルスタイムズ紙のブロデリック・ターナー記者によると、クリッパーズのコーチ陣のなかに八村のプレーを評価する人たちがいて、それも契約の後押しになったという。それが誰だったのかは現時点では不明だが、アシスタントコーチの中には、ジェフ・バンガンディ、ラリー・ドリュー、ブライアン・ショーら、かつてNBAチームのヘッドコーチだったコーチたちもいる。そんなコーチ陣が八村をどう起用するのかは今後の楽しみだ。八村もVログでこう語っていた。
「コーチ陣とも話したんですけど、僕の(得意とする)3ポイントはもちろんなんですけど、カッティングとかもどんどんやってほしいっていうことを話された。レイカーズの最後の年にはチーム状況のためにカッティングはちょっとできなかったので、僕としてもすごい嬉しいです」
ルカ・ドンチッチやレブロン・ジェームズなど、絶対的な主力選手がいる中では、主に3ポイントシューターとして限られた役割を与えられていた八村だが、若手選手が多いクリッパーズでは役割の幅が広がり、選手としてさらに成長し、レベルアップするチャンスでもある。
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クリッパーズはこの2年ほどでポール・ジョージがFAでチームを離れ、ジェームス・ハーデンとイビツァ・ズバッツをトレードで出しており、さらにこの夏はカワイ・レナードもトレードでトロント・ラプターズに出す話がまとまっている。レナードのトレードは、クリッパーズとレナードの間でサラリーキャップ規定を回避する行為があったのではないかという疑い(クリッパーズは全面否定している)についてリーグが外部機関に依頼して調査中のため、現時点で正式には成立していないが、成立した場合、30代の選手は2人、残りは19歳から29歳までという若いチームになる。そんな状況について八村は、「これまでベテラン選手が多いチームでずっとやってきたので、若いチームは楽しみ」と、環境の変化、役割の変化を歓迎している。
NBAに入って最初の3シーズン半をワシントン・ウィザーズ、次の3シーズン半をレイカーズで過ごした八村。ウィザーズではNBAの世界でもその力が通用することを見せ、レイカーズでは役割に徹することでコーチやチームメイトから信頼される選手へとステップアップした。果たして新天地で迎えることになるNBA第3章はどんな新しい顔、新しい物語を見せてくれるのか。楽しみに開幕を待ちたい。〈全2回/前編「レイカーズで愛された3年半」から読む〉

