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日々是バスケBACK NUMBER
「完ぺきな選手」ではなかった八村塁は、なぜレイカーズで愛されたのか? NBAスター軍団の中で輝いた2つの理由「ルイは歴史の一部だと思っている」
posted2026/07/23 06:20
3年半在籍したレイカーズを退団した八村塁(28歳)
text by

宮地陽子Yoko Miyaji
photograph by
Kenneth Richmond/Getty Images
そのニュースは、現地時間7月6日朝に流れてきた。八村塁がロサンゼルス・クリッパーズと2年2800万ドルの契約で合意したと報じられたのだ。
NBA7シーズン目を終えたばかりの八村は、所属していたロサンゼルス・レイカーズとの契約が6月末で満了となり、フリーエージェントになっていた。その後、正式に契約成立が発表されると、八村は自身のSNSでレイカーズのファンに感謝し、さらにクリッパーズから歓迎のポストがXに投稿されると、それを引用してクリッパーズのファンに向けて「Let's get it(さぁ、行こうぜ)」と新たな挑戦に向けての意気込みを表した。
興味深かったのは、これに対してクリッパーズのファンからの歓迎のコメントと同じぐらい、いや、むしろそれ以上に、レイカーズのファンによる八村の移籍を悲しむコメントがついていたことだ。八村が3年半の間にどれだけファンから愛される存在になったかがわかる反応だった。
「欠点」を指摘され続けてきたが…
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その数日前、レイカーズが八村と再契約しない可能性が高くなっていたときに、レイカーズ専門の人気ポッドキャスト『レイカーズ・フィルムルーム』でも、こんなコメントがあった。
「ルイについてはこの数年、『何ができないか』という面から何度も批判してきた。ほかのどの選手よりも、欠点を取り上げてきたんじゃないかと思う」
ポッドキャスターの1人が、そう話し始めた。
といっても、これは「だからいなくなっても構わない」という話ではなかった。むしろ、逆だったのだ。
「それでも、自分にとってルイはレイカーズの一員なんだ。レイカーズでプレーしたことがあるというだけの選手もいれば、レイカーズそのものという選手もいる。ルイは私にとってレイカーズの一員で、チームに残るかどうかに関わらず、最近のレイカーズの歴史の一部だと思っている。彼がチームで過ごした時間のことは、後から懐かしく振り返ることになるだろう」

