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日々是バスケBACK NUMBER
「完ぺきな選手」ではなかった八村塁は、なぜレイカーズで愛されたのか? NBAスター軍団の中で輝いた2つの理由「ルイは歴史の一部だと思っている」
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byKenneth Richmond/Getty Images
posted2026/07/23 06:20
3年半在籍したレイカーズを退団した八村塁(28歳)
実際、レイカーズにおいて八村は決して完璧な選手ではなかった。
特にディフェンスは、この数年で向上したと評価されながらも、NBAのなかでは平均以下だと見られていた。1対1で抜かれたり、ローテーションをミスしてヘッドコーチのJJ・レディックに怒られたりもしていた。
サイズの割にリバウンド数も少なかった。八村自身はボックスアウトなどでチームリバウンドに貢献することを意識していたと言うのだが、昨季のリバウンド数は自己最低の平均3.3本。203cmのパワーフォワードとして物足りないのは事実だ。
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オフェンス面では、シュート力に関してはリーグでトップクラスであることを証明し続けたが、ドリブルやボールハンドリング、パスは決して得意なほうではなく、チームから与えられた役割は、味方が作ってくれたシュートチャンスを確実に決めてくるという限られたものだった。
それでも八村がレイカーズのファンから愛されていたのには理由があった。
スター軍団で光った献身性
ひとつは自分のエゴを抑え、どれだけ限られたものでもチームから与えられた役割を受け入れ、全力で取り組んでいたこと。長い時間パスが回ってこなくてもふてくされることなく、コートを走り、パスを待ち続け、少ないシュート機会でも高確率で決めた。
JJ・レディックHCは八村について「ルイは常に正しい意図と心構えを持っていて、チームを助けたい、どんな試合でも勝ちたいと願っている。試合によって彼の出番になることもあるし、そうでないこともあるけれど、決して試合の流れに逆らわない」と称賛していた。
レブロン・ジェームズやルカ・ドンチッチといったスーパースターがいるチームでは、そういった姿勢を貫ける存在は重要だった。チームメイトともいい関係を築き、レイカーズという伝統あるチーム、頂点を狙うチームにいられることに常に感謝していた。


