メジャーリーグPRESSBACK NUMBER
「ショウヘイには責任があった」大谷翔平の“球宴辞退”を米メディアが猛烈批判…一体ナゼ?「当然のことと思わないで」引退するレジェンドが熱弁したある思い
text by

笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byJIJI PRESS
posted2026/07/20 17:00
左膝の治療を理由にオールスターへの出場を辞退した大谷翔平
オールスターの現場でも、メジャー取材歴20年以上の日本人ベテラン記者からはこんな言葉も聞かれた。
「今回は初めてファン投票で両リーグ最多得票を集めたわけですからね。プレーできなくとも、この場に来て、選手紹介セレモニーに参加し、ファンに手を振る必要があったのではないでしょうか」
全くもって同感だった。
「彼を非難することはできない」という意見も
ADVERTISEMENT
大谷は辞退表明の際に「投票をしてもらった方に申し訳ない」と謝辞を表した。決断は『世界一』を最優先するドジャース球団主導であったことは理解している。だが、17日(日本時間18日)から始まったヤンキースとの後半戦初戦、大谷はDHとして通常出場を果たした。これでは“球宴軽視”として批判に拍車がかかっても仕方ない。
それでも大谷の決断に理解を寄せる者もいる。米国の重鎮記者、『The Athletic』のケン・ローゼンタル氏だ。
「彼は野球界に多大な貢献をしてくれている。彼を非難することはできない。彼は今、ある種のプレッシャーを感じている。そのプレッシャーを感じているのは、彼がこのスポーツのどの選手よりも多くのことをこなしているからだ」
現役最古参、今季限りで引退するバーランダーが選手たちへ残した球宴出場への思い。そして、球宴出場で選手が負う責任とは何かを問うメディア。“夢の球宴”であり続けるためには何が大切なのか。胸に刻んでおきたい出来事であった。
チェックを入れてボタンを押すだけ
Number Webを見つけやすくする
