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「首を振っておけば」悪夢のブラジル戦…“93億円の市場価値”日本代表MF佐野海舟は悔やんだが「W杯は国を背負って戦える」なぜ今は前向きなのか
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byKeiji Ishikawa
posted2026/07/23 17:26
単独インタビューでW杯、そして自らの今後について語ってくれた佐野海舟。市場価値が日本円にして約93億円に高騰している
「『全員です』……と言うと大袈裟かもしれないですけど、サッカー少年もそうだし、以前の自分みたいにケガなど色々なことで悩んでいるサッカー選手も、サッカーをやっていない人でも、何かを感じてくれるくらいの大会だと思います。森保(一)監督がよく言ってくれるんです、『見てくれている人の明日の活力になれるような戦いをしよう』と。本当にそうだなと感じますし、その舞台に選手として立てるのは、すごい責任を感じます」
決して大柄ではない176cmという体格で、世界の大男たちをきりきり舞いさせるのが佐野海舟という選手である。日本人としては初めて、W杯というプレッシャーのかかる大会で代表初ゴールを決めた選手となった。選手の市場価値を算出するデータサイト『Transfermarkt』での評価額は、日本人で最高額となる5000万ユーロ(約93億円)を記録するまでになった。
あのくらいの舞台でも、楽しめる選手に
ただ、その結果や数字で満足する佐野ではない。向上心の塊である日本のボランチは、最後にこう付け加えた。
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「ただ、あれくらいの舞台でも、サッカーを楽しんでやれるくらいの選手にならないといけないなとは思いましたね」
世界最高の大会に押しつぶされるのではなく、その舞台を楽しめるくらいの選手になったとき、あのような舞台でチームを勝たせる力を手にできる。佐野は、それを知っている。
4年後、次のW杯で佐野は29歳になる。ボランチとして脂の乗り切った年齢で迎える次の大舞台まで、「自分にできること」を積み重ねる日々は、もう始まっている。〈つづきは下の【関連記事】第1回へ〉
(ブラジル戦後の夜、「しんどい」思いをしながらも試合映像をフルで見返した話など、佐野選手のパーソナリティに関するインタビューパートは後日公開予定です)

