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「十分休みましたから」W杯敗退から2週間…佐野海舟はもう“自主練”していた「チュニジア戦アシストもメッシも…ただ」単独インタビューで明かす深層
posted2026/07/23 17:24
佐野海舟が北中米W杯直後のタイミングで、NumberWebの単独インタビューに応じてくれた
text by

ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph by
Keiji Ishikawa
十分、休ませてもらいましたから
「このチームは、こんなところで終わるようなチームじゃなかったので本当に悔しいです」
佐野海舟はそう語った。ブラジルとの決勝トーナメント1回戦が終わった直後、中継したDAZNのフラッシュインタビューのカメラに向かって。ほぼ同時刻にインタビューを受けた板倉滉も、シンクロするかのようにほぼ同じ言葉を残した。
あの瞬間、彼らは何を感じていたのか――。
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敗戦から2週間余りが経ったタイミングで、佐野の単独インタビューは実現した。インタビューの設定時間は夕方から夜にかけて。時間としては異例なのだが、その理由は日中、新シーズンに向けたトレーニングを行なっていたからだ。
「十分、休ませてもらいましたから」
疲れも見せずに話を切り出した佐野に、試合直後の言葉の意味をあらためて聞くと、飾らない答えが返ってきた。
「本当に上に行けるチームだと思っていたので……『ここで終わるチームではない』と。あの瞬間はほとんど何も考えられていなかったのですが、ああいう言葉が出てきたのは、そのままの意味だと思います。後で試合を振り返るとやはり差があると感じる部分はありましたが、あの時はそう感じたのだと思います」
もっとも、佐野の成長の跡は、決勝トーナメントで散った悔しさだけでは語りきれない。
チュニジア戦のアシスト「基本は同じ」
グループステージ、チュニジア戦のアシストもそうだ。
試合終盤の83分、疲れも見せずに右サイドの深い位置に飛び出し、ボールを受けると、ファーサイドへ緩やかな軌道のクロスを送り込んだ。上田綺世が頭で合わせ、4-0の快勝に花を添えた。W杯での初アシストとなったこの場面について、佐野は試合直後、こんな表現をした。
「深い位置を取ったときには、ああやってファーサイドに上げるのが楽なんです」
具体的にどういうことなのか、あらためて聞いた。

