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ソフトバンクでも、マーリンズでもない…米メディアが報じた「ドラフト8巡目指名」スタンフォード大・佐々木麟太郎に残された“第3の選択肢”とは?
text by

一野洋Hiroshi Ichino
photograph byGetty Images
posted2026/07/15 17:00
MLBドラフトでマーリンズから8巡目、全体235位で指名を受けた佐々木麟太郎。気になる進路は?
『MLB Pipeline』は「現時点で平均以上と言えるツールはパワーだけ」と分析。守備や走力には課題があり、「安定してコンタクトできるようになれば、危険な左の長距離打者になれる」と、あくまで条件付きで将来性を評価している。
つまり、現地の見方は極めて現実的だ。
「打てなければ厳しい」――しかし裏を返せば「打撃が完成すれば評価は一気に跳ね上がる」ということでもある。
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その期待の大きさを象徴するのが、『Sports Illustrated』の記事だった。同メディアは、佐々木を「マーリンズが今年のドラフトで指名した選手の中でも、指折りの将来性を秘めた一人」と位置づけ、「打撃がプロでも通用すれば、ドラフト最大級の“掘り出し物”になる可能性がある」と評した。8巡目指名の選手に対して、ここまで踏み込んだ評価は珍しい。
『ESPN』もマーリンズのドラフト全体を分析する中で、佐々木ら今年指名した大学生選手の層の厚さを評価。「育成が順調に進めば、メジャーでレギュラーを務められるだけの能力と実績を備えている」と評している。
こうして現地メディアの記事を読み比べると、一つ印象的なことがある。
「8巡目」という順位そのものよりも、その先にある可能性を語る記事が圧倒的に多いことだ。佐々木は「完成された選手」ではない。しかし、「完成すれば大きく化ける可能性を秘めた選手」なのである。
米メディアも言及の佐々木の“第3の選択肢”
現地メディアが見ているのは、「8巡目で指名された選手」ではない。この2年間で成長を遂げ、さらなる飛躍を期待される21歳の未来である。
その前提で現地報を見ていくと、多くのメディアが現実的な選択肢として言及している、ソフトバンクでもマーリンズでもない“第3の選択肢”があることが見えてくる。
<次回へつづく>

