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「魂あふれるプレーだな!」長友佑都も堂安律も菅原由勢も認めた熱量…「自分のキャリアは正直どうでも」日本代表21歳FW後藤啓介が不可欠になったワケ
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ミムラユウスケYusuke Mimura
photograph byTakuya Kaneko/JMPA
posted2026/07/17 17:01
ブラジル戦翌日の後藤啓介。21歳のFWが初のW杯で見せた振る舞いとは
「自分がダイアゴナル(斜め)に走ったタイミングで出てくる堂安選手のワンタッチでのパスや、由勢選手のクロスは、すごく良いボールでした。『このタイミングで動いていいんだ!』と感じました」
後藤は、20代の先輩たちから認められるだけにとどまらなかった。チュニジア戦の2日前、選手ミーティングで39歳の長友佑都から絶賛された。
「啓介は若いけど(ベンチ前エリアの)一番前に出て、前半から声を張り上げた。健人はライバルかもしれないけど、途中出場する時に水を持って、健人に話しかけに行っていた。啓介、悔しいと思うけど……」
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その言葉に、後藤は心を揺さぶられた。感動のあまり、大会中に新たな目標も生まれたほどだった。後藤はチュニジア戦でW杯デビューを果たした後、こんなことを口にした。
「あの言葉を聞いた時、めちゃくちゃ嬉しかったです。佑都さんもピッチに立てていないのに、しっかり見てくれたというのは、やはりベテランだなと……本当にありがたいことだなと思います。次は佑都さんと一緒にピッチに立って、佑都さんからのボールで(ゴールを)決めたいと思います」
後藤は魂あふれるプレーができる
後藤の心を動かしたメッセージについて長友に直接問うと、こんな答えが返ってきた。
「彼には『点を取ってこい』と言いました。次は一緒に出てクロスを合わせたいという気持ちが強いです。今日は点を取れなかったけど、本当にチェイスしていたんですよね。ああいう魂あふれるプレーは、チームを救うんですよ! そして、そんなチームにいられることを誇りに感じながら、プレーしているんじゃないかなと」
長友の言葉に、後藤が時間をかけながら日本代表に受け入れられた真相が詰まっていた。
後藤啓介は、日本代表のために「魂あふれるプレーができる」男である。チュニジア戦を迎える頃には、みんながその事実を認識していた。
5歳で見たW杯と日本代表…思いは人一倍
後藤の日本代表への並々ならぬ熱量を実感する機会は、他にもあった。選手ミーティングが行われた翌日のこと。カタールW杯での選手ミーティングは、鎌田大地らにとって日本代表への想いや価値に気づく貴重な機会だったと証言していた。それを踏まえて、今回のミーティングで新たな価値に気づいたか――という質問をした。
すると後藤は、先輩の想いや実績をリスペクトしつつも、日の丸を背負う想いを明かした。

